本サマースクールは盛会のうちに終了しました。多数のご参加、ありがとうございました。

生体機能関連化学部会若手の会サマースクールは、生体機能関連化学分野の研究に携わる学生および若手研究者を中心に、自由な討論や意見交換を通じて相互の親睦を図るため、毎年夏に開催されています。第27回となる今回は、関西支部の担当で7/17 (金) 〜 7/18 (土) に神戸セミナーハウスで開催いたしました。今回も、第一線で活躍されております幅広い分野の先生方にご講演いただきました。台風が直撃する中、お集まりいただき、熱い討論で盛り上がりました。懇親会、ポスターセッションや研究室紹介など、さまざまな趣向で盛り上がり、親睦も深めていただけたようです。たくさんの学生達の優秀なポスター発表の中から、5件を厳選し、優秀ポスター賞を授与しました。

開催概要

主催:日本化学会生体機能関連化学部会若手の会

共催:日本化学会

会期:7月17日(金)・18日(土)

会場:神戸セミナーハウス

   (神戸市北区道場町生野字ロクゴ318-2)

招待講演 (五十音順)

浦野泰照 先生(東京大学大学院薬学系研究科)
「化学する楽しみ:Interest-driven研究とdisease-oriented研究の橋渡し」

小竹良彦 先生(エーザイ株式会社)
「抗腫瘍活性天然物プラジエノライドのケミカルバイオロジー」

葛谷明紀 先生(関西大学化学生命工学部)
「核酸を活用した分子工作〜ナノスケールからマクロスケールまで〜」

栗栖源嗣 先生(大阪大学蛋白質研究所)
「蛋白質構造研究の最前線:生体高分子のはたらく姿を捉える」

田邉一仁 先生(青山学院大学理工学部)
「X線照射下で駆動する生体関連材料を設計する」

人見 穣 先生(同志社大学理工学部)
「活性酸素種を操るための生物無機化学」